macOS13
macOS13 Ventura で頭の動きでマウスポインタを動かす「ヘッドポインタ」について解説します。
手を使わなくてもマウスポインタを動かす事ができるので、手が不自由な方でも mac を使う事ができるアクセシビリティ機能です。
設定により左クリックや右クリックも表情の変化で行う事ができます。
ヘッドポインタの使い方
左上のアップルアイコンを選択し、メニューの中から「システム設定」を選択します。
システム設定の左メニューより「アクセシビリティ」を選択します。
操作の項目にある「ポインタコントロール」を選択します。
代替コントロール方法の「ヘッドポインタ」のスイッチをオンにします。
- オン:頭の動きでマウスポインタが動く
- オフ:頭の動きでマウスポインタが動かない
設定は即時反映され、頭の動きでポインタが動くようになります。
設定
ヘッドポインタの設定がいくつかあります。
動きの設定
ヘッドポインタの「i」ボタンを押します。
ポインタの移動のドロップダウンメニューから設定します。ポインタの移動方法の種類は2通りあります。
- 画面の端に顔を向けた時
- 頭の動きに連動
前者では画面の端に顔を向けた時にポインタが動きます。後者の場合、完全に頭の動きと連動してポインタが動きます。
ポインタの速さと顔の動きの設定
ヘッドポインタの「i」ボタンを押します。
ポインタ速度はそのままの意味で動きの速さです。
端までの距離は、顔を動かす度合いの設定です。数値が大きい程、顔を大きく動かさなくてはいけません。
オンオフの切り替え
一時的にヘッドポインタを無効にしたい時、簡単にオンオフを切り替える事ができます。
ヘッドポインタの「i」ボタンを押します。
「スイッチまたは顔の表情を使って一時停止または再開」のスイッチをオンにします。
F10 キーまたは Fn + F10 キーでヘッドポインタのオンオフを切り替える事ができます。
表情でオンオフを切り替えるには、「スイッチまたは顔の表情を使って一時停止または再開」の右側にある(i)ボタンを押します。
スイッチのタイプを「顔の表情」に設定し、顔の表情を選択のドロップダウンメニューから表情を以下の中から設定します。
- 笑う
- 口を開ける
- 舌を出す
- 眉を上げる
- 目をまばたく
- 鼻をしかめる
- 唇を外側に向けてすぼめる
- 唇を左側に向けてすぼめる
- 唇を右側に向けてすぼめる
左クリック・右クリックの設定
ヘッドポインタ使用時でも左クリック、右クリックをできるように設定してみましょう。
代替コントロール方法の「代替ポインタアクション」のスイッチをオンにします。
代替ポインタアクションの設定をするため、隣の(i)ボタンを押します。
macOS12
macOS12 Monterey で頭の動きでマウスポインタを動かす「ヘッドポインタ」について解説します。
手を使わなくてもマウスポインタを動かす事ができるので、手が不自由な方でも mac を使う事ができるアクセシビリティ機能です。
設定により左クリックや右クリックも表情の変化で行う事ができます。
ヘッドポインタの使い方
左上のアップルアイコンを選択し、メニューの中からシステム環境設定を開きます。
システム環境設定から「アクセシビリティ」を選択します。
左メニューを下の方へスクロールして、ポインタコントロールを選択します。
代替コントロール方法タブを開きます。
「ヘッドポインタを有効にする」のチェックボックスをオン✅にします。
- オン✅:頭の動きでマウスポインタが動く
- オフ:頭の動きでマウスポインタが動かない
設定は即時反映され、頭の動きでポインタが動くようになります。
設定
ヘッドポインタの設定がいくつかあります。
動きの設定
「オプション」ボタンを押します。
ポインタの移動方法の種類が2通りあります。
- 画面の端に顔を向けた時
- 頭の動きに連動
前者では画面の端に顔を向けた時にポインタが動きます。後者の場合、完全に頭の動きと連動してポインタが動きます。
ポインタの速さと顔の動きの設定
「オプション」ボタンを押します。
ポインタの速さはそのままの意味で動きの速さです。
端までの距離は、顔を動かす度合いの設定です。数値が大きい程、顔を大きく動かさなくてはいけません。
オンオフの切り替え
一時的にヘッドポインタを無効にしたい時、簡単にオンオフを切り替える事ができます。
「オプション」ボタンを押します。
アクションタブを開きます。
「スイッチまたは顔の表情を使って一時停止または再開」のチェックボックスをオン✅にします。
オンオフを切り替える動作の設定をするために「割り当て」ボタンを押します。
オンオフの切り替えは、キーボードの設定したキー、または顔の表情で切り替える事ができます。
顔の表情は以下の中から選べます。
- 笑う
- 口を開ける
- 舌を出す
- 眉を上げる
- 目をまばたく
- 鼻をしかめる
- 唇を外側に向けてすぼめる
- 唇を左側に向けてすぼめる
- 唇を右側に向けてすぼめる
「笑う」は口角を上げて歯が見えるくらいじゃないと反応しません。
左クリック・右クリックの設定
ヘッドポインタ使用時でも左クリック、右クリックをできるように設定してみましょう。
「代替ポインタアクションを有効にする」のチェックボックスをオン✅にします。
詳しい設定をするために「オプション」ボタンを押します。
「+」ボタンを押して、アクションを追加します。
左クリック、右クリックはキーボードの設定するキーまたは顔の表情で代替する事ができます。
物理スイッチ、または顔の表情を選択して「次へ」ボタンを押します。
アクションを「左クリック」に設定し、顔の表情をドロップダウンメニューから選択します。
例として「口を開ける」に設定しました。「完了」ボタンを押すと設定完了です。
続けて右クリックも同様に設定を行います。
これで顔の表情で左クリックと右クリックを割り当てる事ができました。
どんな人でも mac を使えるように配慮されているにゃ!