macOS13 Ventura、または macOS12 Monterey で写真の位置情報を削除する方法を解説します。
スマートフォンやデジタルカメラで撮影した写真には exif と呼ばれる情報が付加されます。それはカメラの設定や撮影日時、設定によっては撮影した場所まで記録されます。
位置情報が記録された写真から、簡単に撮影場所がわかってしまいますので安易にインターネットにアップロードしてしまうと危険です。
写真に付加された位置情報は削除する事ができます。
各種大手 SNS では写真をアップロードした時点で位置情報は削除されるようになっています。
位置情報を削除する方法
位置情報を削除したい写真をプレビューで開きます。(i)ボタンを押してください。
写真の情報ウィンドウが表示されるので、「i」ボタンを押します。
GPS タブを開きます。
「位置情報を削除」ボタンを押します。
すると GPS タブが削除されて、位置情報も消された事が確認できます。
撮影日時、カメラの設定の情報は残ります。
exifを削除する方法
写真からカメラの情報などの exif を削除するには、別途アプリを使用する必要があります。
こちらの方法では複数の写真から exif や位置情報を削除する事が可能です。
ここでは「EXIFPurge」というアプリを使用して解説します。
左上のアップルアイコンを選択し、メニューの中から App Store を選択します。
検索窓で「Exifpurge」と入力して検索します。
Exifpurge の「入手」ボタンを押します。
インストールボタンが現れるので、インストールボタンを押します。
アプリのインストールには Apple ID でのサインインが必要となります。ID とパスワードを入力して「入手」ボタンを押すと、インストールが始まります。
Dock より Launchpad を開き、インストールした「ExifPurge」を開きます。
ExifPurge のアプリに Exif を削除したい写真をドラッグアンドドロップします。写真は1枚でも複数枚でも OK。
Output Location(保存場所)の Select ボタンを押して、Exif を削除した写真を保存する場所を指定します。
最後に「Purge Exif into」ボタンを押します。
写真の Exif 情報を確認してみると、カメラの情報、カメラ設定、撮影日時、位置情報が綺麗さっぱり消えている事がわかります。
位置情報付きの写真は思わぬところでトラブルになるかもしれないにゃ!