macOS13
macOS13 Ventura でファイアウォールを有効・無効にする方法を解説します。
ファイアウォールとはネットワークの通信を監視して、外からの通信を許可するか拒否するか判断する仕組みです。コンピュータのセキュリティ対策としては有名な言葉になっています。
ネットワークの通信は良い通信だけではありません。時には悪意を持った不正な通信が行われる事があります。そのような不正な通信から防御する為のものです。
しかし、macOS にも標準でファイアウォールの機能がありますが、オフになっています。ファイアウォールを有効にするには設定をオンにする必要があります。
ファイアウォールをオン・オフにする方法
左上のアップルアイコンを選択し、メニューの中から「システム設定」を選択します。
システム設定の左メニューより「ネットワーク」を選択します。
ファイアウォールを選択します。
ファイアウォールのスイッチのオンオフを切り替えます。
詳細設定
ファイアウォールの詳細設定を行うには「オプション」ボタンを押します。
外部からの接続をすべてブロック
このスイッチをオンにすると、文字通り全ての外からの接続をブロックします。
macOS12
macOS12 Monterey でファイアウォールを有効・無効にする方法を解説します。
ファイアウォールとはネットワークの通信を監視して、外からの通信を許可するか拒否するか判断する仕組みです。コンピュータのセキュリティ対策としては有名な言葉になっています。
ネットワークの通信は良い通信だけではありません。時には悪意を持った不正な通信が行われる事があります。そのような不正な通信から防御する為のものです。
しかし、macOS にも標準でファイアウォールの機能がありますが、オフになっています。ファイアウォールを有効にするには設定をオンにする必要があります。
ファイアウォールをオン・オフにする方法
左上のアップルアイコンを選択し、メニューの中からシステム環境設定を開きます。
システム環境設定から「セキュリティとプライバシー」を選択します。
ファイアウォールタブを開きます。
設定を変更するために、左下の南京錠アイコンをクリックします。
ロックを解除するために、ログインパスワードを入力して「ロックを解除」ボタンを押します。
「ファイアウォールをオンにする」ボタンを押します。
これでファイアウォールがオンになりました。オフにするには「ファイアウォールをオフにする」ボタンを押します。
詳細設定
ファイアウォールの詳細設定を行うには「ファイアウォールオプション」ボタンを押します。
外部からの接続をすべてブロック
このチェックボックスをオン✅にすると、文字通り全ての外からの接続をブロックします。
ファイル共有や画面共有などのサービスもブロックします。iCloud や Google Drive など共有系サービスもブロックされるので要注意。
内蔵ソフトウェアが外部からの接続を受け入れるのを自動的に許可
Mac 標準の内蔵ソフトウェアが外部からの通信を自動的に許可します。内蔵アプリに対して自分で1から設定する手間が省けます。
ダウンロードされた書名付きソフトウェアが外部からの接続を受け入れるのを自動的に許可
有効な証明機関によって署名されたソフトウェアが、ネットワーク経由でアクセスされたサービスを提供するのを許可します。
ステルスモードを有効にする
外部からあなたの mac に応答を求めるようなコマンド(Ping)などに反応しないようにします。ネットワーク上であなたの mac が検出しにくくなります。
ファイアウォールが何故オフなのか?
不正な通信から身を守るためのファイアウォールなのに、macOS では何故標準でオフなのかという疑問も当然です。
macOS では標準で不正な通信を受信するようなアプリはなく、追加するアプリも審査の厳しい App Store の使用することになるので、Apple の判断としてファイアウォールは必要ないと考えられているようです。
Macはマルウェアに強いと言われていても、相手もどんどん進化するからファイアウォールをオンにしておいた方が良いかもにゃ!